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舌痛症について
舌痛症について
舌痛症とは、口の中の粘膜面に生じる痛みで原因が不明とされています。主に中高年の女性に多く見られ、病変は特に見られないけれど常に舌の痛みを感じる疾患です。痛む箇所が移動する特徴があり、他にも味覚の異常や口腔内の乾燥など味覚にも異常が見られます。
舌痛症の原因
舌痛症の原因は主に心因性による痛みの錯覚とされており、精神的にストレスを感じていたり、何かしらのキッカケで「なんだか舌が痛い」と錯覚する事があります。実際に診察をしてみると痛みの原因となるものが無いにも関わらず、下の症状を気にしてしまい、常に痛みを発していると勘違いしてしまう事で痛みを呼び起こしてしまいます。
こんな事でお悩みではないですか?
- 舌や唇、上顎などの粘膜の痛み、ヒリヒリとした痛みが3~6ヶ月続いている。
- 診察をした際に、カンジダ症や口腔乾燥症、口腔ガンなどの口腔粘膜疾患という不具合は見つからなかった。
- 食事を取る事ができ、寝ている間も痛く無い。何かに熱中すると痛みが消える
- 口腔内の乾燥を感じて、辛いや苦いなど味覚の症状があり、異常感覚もある
- ビタミン剤や痛み止め、うがい薬や軟膏などが効かない
味覚異常とは
味を感じなくなったり、いつもの料理の味が違う気がする、何も食べていないのに口の中で変な味がする、などこれらは味覚障害といわれる病気です。
味覚障害は大きく分けると4つに分ける事ができます。
味覚障害は大きく分けると4つに分ける事ができます。
- 味覚減退
- 食べ物の味が薄く感じる
- 味覚消失
- 味が全く分からない
- 自発性異常味覚
- 全ての食べ物が美味しくなく感じる
- 解離性味覚障害
- 甘味だけが分からないなど、特定の味のみが分からない
この症状は、「味覚音痴」と間違われやすいですが、濃い味に慣れたため鈍くなってしまい、薄い味を感じなくなってしまっている状態です。病気というわけでは無いので、薄い味に慣れる事で改善する事ができます。
味覚異常の原因
味覚異常の原因としては、下記が挙げられます。
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- 亜鉛不足
- 亜鉛不足については、食事の内容のバランスを見直す事で改善する事ができます。亜鉛は牡蠣やレバー、ウナギ、アーモンドや高野豆腐、サンマやササミ、ナッツなどホタテなどに多く含まれていますので積極的に食べるようにしましょう。
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- 加齢による味覚の衰え
- 高齢になると味覚の衰えが出てきます。
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- 鼻づまりなどによる嗅覚の低下
- 鼻づまりなどの症状が治ると味覚は戻ります。
しかし、薬や治療の副作用により味覚障害が起こることもあります。
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- 舌の表面の異常薬や治療の副作用
- 治療の際に投与される薬の副作用などで異常を感じることもあります。
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- 他の病気による味覚異常
- 貧血やドライマウス、脳梗塞、脳出血、頭部の外傷、糖尿病、顔面神経麻痺などそれぞれの疾患に適した治療を行う事で改善されます。
このように知らぬ間に症状が進行してしまい、気が付いた時にはかなり症状が進んでいることも少なくありません。
当院の治療法
御所東デンタルクリニックでは、患者様の症状を詳しく聞いた上で治療をおこなっております。
大学病院など専門医との連携を含めて治療をさせていただきますので、どのような症状の方も当院へご相談いただけます。
大学病院など専門医との連携を含めて治療をさせていただきますので、どのような症状の方も当院へご相談いただけます。